江戸切子猪口(おちょこ)
光る宙 黒について
グラス側面には菊繋ぎ文を枠にはめず螺旋状に流れるように配し、天の川をイメージした江戸切子のお猪口(おちょこ)です。手に取ってグラスの中を覗き込むと、底には精巧にカットした菊花文が広がります。側面低部の色被せ部分を削り込んだことにより、注いだお酒の色も楽しんでいただけます。
グラス底に彫り込んだ「菊花文」は、花期が長くまた薬草として伝えられたことから長寿の意味合いを持ちます。また、グラス側面に彫り込んだ「菊繋ぎ文」は「菊を喜久(きく)」と当てかえて喜びが久しく繋がることを願う文様です。
江戸切子はグラインダーに取付けたダイヤモンドホイール(回転工具)等を回転させて、両手で持った硝子を工具に押し当てて削ったり磨いたりして製作します。硝子の内側から工具の刃先を見て作業をしていくため、見やすい色、見えずらい色によって加工の難易度に差が出ます。黒被せの硝子は光を通しずらいため切子加工が難しく、作業に従事できるようになるまでに長期間を要し高い技術が必要です。
箱について
桐箱に入れてお届けします。お気に入りのひとつでも、また、同サイズのお好きな色のグラス2つを組合せペア箱に入れてのお届けも可能です。江戸切子の製作工房直営販売だからこそご提案できる、色の組合せ自由な江戸切子オンラインショップです。
お手入れ方法・ご使用について
- ・耐熱硝子・強化硝子ではありません。
- ・硝子は破損し易いので、お取扱いには十分ご注意ください。
- ・急激な温度差や衝撃を伴うご使用はお控えください。
- ・カット面の汚れは、タワシや歯ブラシなど硝子より柔らかい素材で丁寧に手洗いすると落ちやすいです。
- ・電子レンジ・食器洗浄機・食器乾燥機・直火でのご使用はできません。
- *手作りの硝子を使用しております。硝子の製造工程上、気泡や不純物が入ったり、色や厚みに個体差やわずかな窪みが生じることがございます。